「きれいな川」を歌う
       コイノニア会京都集会(2024年1月28日)
  今日、私の証しの代わりとして、この歌を取り上げるのは、以下の三つの理由からです。
(1)御父と御子と聖霊の三位一体から発する御霊の働きは、賛美と御言葉と祈祷の三祭儀を通じて働きます。賛美は人を集め、御言葉は人を教え、祈祷は人を信仰へ導きます。とりわけ賛美は、若い人たちを招き寄せるのに必要です。三祭儀は、主イエス・キリストを礼拝する三要素です。
(2)この歌の原名の"We Shall Gather at the River" は、南北戦争の最中、南と北が分裂して争い、南部もズタズタにされている状態で、バプティストの牧師さんが、引き裂かれた人々の心を一つにしようと作った作品です。分かりやすく親しみやすく、日本でも韓国でも台湾でも中国でも、クリスチャンなら知っています。ウクライナ戦争、イスラエルとハマスの戦争、アジアでは、韓国と台湾とミャンマーの国々での内部分裂、こういう状況で、分裂した人の心を平和で結ぶ日本の役割にぴったりの歌です。
(3)ヨハネの黙示録22章1〜2節は、国家権力の獣に打ち勝って、世界に平和をもたらす「イエス・キリストの命の川」です。だから、この歌は後でお聴きになればわかりますが、ほんらい厳かな歌です。
(4)「まもなくかなたの」は、賛美歌でなく、聖歌の687番で、総合版にでていますが、以前の『リヴァイヴァル聖歌』には出ていません。メールしたのはこの理由からですが、説明が足りず申し訳ありませんでした。お詫びいたします。
(5)今日は歌を聴くだけにして、次回に歌っていただきたいと思います。歌詞をプリントして郵送しますので、次回の集会で、わたしの証しとして歌ってくだされば幸いです。
 
************************************
 
       まもなくかなたの
    ヨハネの黙示録22章1〜2節
     聖歌687番/総合版748番
Shall We Gather at the River? By Robert Lowry 中田羽後訳
     (T)
間もなくかなたの 流れの側で
楽しく会いましょう 御使いたちと
  (おり返し)
神様の側の きれいな、きれいな川で
みんなで集まる日の ああ、なつかしや。
 
Yes, we'll gather at the river
The beautiful the beautiful river
Gather with the saints at the river
That flows by the throne of God.
 
     (U)
水晶より透き通る 流れの側で
主を賛美しましょう 御使いたちと
     (V)
銀のように光る 流れの側で
お目にかかりましょう 救いの君に
 
     (W)
善いことを励み 流れの側で
お受けいたしましょう 玉の冠(かんむり)を。
         
五分間説教集へ