全員で独唱
                 コイノニア京都集会
              (2020年6月27日)

 
 これ「全員で合唱」の間違いかと思われますが、そうではありません。今、コロナでオンライン会合だとかネット会がはやっていますが、コイノニア会も従来以上にネット志向になりました。英語の「ヴァーチャル」(virtual)は、「仮想」とも「実際」とも訳せますが、両方の意味があります。ネット会合はどこまでも「ヴァーチャル」です。顔を合わせると「実際」に見えますが、賛美を歌うと声がまちまちで合いません。「時」は同じでも「所」が異なるからです。だから、各自は、自分のマイクをオフにして、オルガンを演奏する側だけをオンにしてください。演奏を聞きながら、皆さん一人一人、それぞれで「独唱」してください。「みんなで独唱」、これが、ネット会のできる/できないことを実によく現しています。オルガンは、一箇所からだけの独奏です。そうでなければ、「みんなで独唱」はできません。全員がオルガンの演奏を聞きながら、声と心を合わせて合唱する、こういうことを年に一度はしたいです。「ネット」でない「ほんもの」がしたいです。
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