パラクレートス会を始めます
                (2023年7月11日)
ヨハネ会の各位様へ
  従来の年二度のヨハネ会を改めて、月に一度の「パラクレートス会」を始めたいと思います(毎月第三土曜の午後)。「パラクレートス」(ギリシア語原語)は、ヨハネ福音書に出てくる「弁護者」「助け主」「慰め主」です。復活して今も働いておられる御霊の「もう一人のイエス様」に与ることです(ヨハネ15章16〜17節/同26節)。「パラクレートス」については、『改訂版ヨハネ福音書講話と注釈』(下巻)1104〜1123頁を参照してください。
 「パラクレートス」は、茶道や華道や書道で言う「道」の意味で「イエス様道」です(ヨハネ14章6節)。「道」は「歩む」ものです。イエス様の頃のユダヤ教では、「歩み」は、「主の律法/主の定め」を指しますが、これは、「歩む」のヘブライ語「ハーラック」(歩く)と、これの名詞形「ヘーレック」(道)から出ています。
  パラクレートス会の前半では、ヨハネ福音書の各章から各自が語り、後半では、パラクレートスを求めて全員で祈ります(30分以内)。人数は、最大十二人と言いたいのですが、イスカリオテのユダが入ると困るから、主催者を含めて十一人くらいまでが適当です(オンラインの場合)。
  自分に御霊の力が与えられたら、遠慮無く自分の弟子を作ってください。弟子ができたら、遠慮無く独立してください。葡萄の樹が、枝分かれして葡萄の房を結ぶなら、その樹は大きく成長します。ヨハネ福音書を否定するキリスト教会はありませんから、「パラクレートスの人」は、宗派・宗団のエクレシア(教会)の組織にとらわれません。どなたでも参加できます。
           パラクレートス会へ