クリスマス聖餐集会
       2022年12月25日
1:00:式次第の説明。開会の祈り
●賛美歌98番
●司会者講話:
 クリスマスは、イエス様のお誕生祝いであって、イエス様の「教え」ではありません。誕生は「生起する」出来事です。それはなんのためか?誰がこれを起こしたのか?お誕生の意義(significance)は何か?これらを歴史学や自然科学の理論で解明することはできません。宗教的(霊的な)出来事ですから、人間の知識や理論ではなく、その意義は「啓示」されるからです。啓示は、これを「信じる」心で初めて悟ることができます。啓示を信じる心が与えられることが「恩寵」です。
 では、「聖餐」は何を啓示し信じるのでしょう?ナザレのイエス様のおからだとその血(命)を食べて飲むことで、私たち一人ひとりに、イエス様のお体と命が宿ることです。イスラエルの民の幕屋に主が御臨在されたようにです。自分の内にイエス様が宿ると新しい自分(私)が生起します。
 東方正教では、聖餐は、タボル山で変容したイエス・キリストのお姿と一体になるためです。カトリックでは、聖餐は、最後の晩餐で、イエス様が弟子たちにお与えになったおからだとその血に変わります。もしもプロテスタントが、パンとぶどう酒はただの象徴的な物質だと考えるなら、聖餐の啓示は与えられません。恩寵も来ません。どうか、今自分は、あのナザレのイエス様と一緒になるという想いで、今日の聖餐をただいてください。
●パンを配り祈る(司会)。マルコ14章23〜24節の御言葉で祈ります。イエス様のおからだを分かち合い、いただくことで、私たちが、互いに善く生きるために交わり助け合うことができますようお守りください。
(聖餐拝受)
●ぶどう酒を配り祈る(司会)。イエス様は、私たちの身代わりとなって、罪の赦しの血を注がれました。その赦しの血に預かることができるますよう、私たちをお導きください。
(聖餐拝受)
●全員の祈り
●賛美歌109番
(休憩)
2:00
賛美歌 112番(1〜3)
感話(全員)/賛美111番を挟む。
司会の祈り
賛美歌106(1〜3)
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