救済史と日本の霊の民
                (2019年9月)
 人類学的に見れば、御子の霊愛とは、新しい霊人(ホモ・スピリトゥス)を創造することです。キリスト教の救済史と自然科学の人類史とを同一視することはできませんが、救済史は、人類史に必ず影響を及ぼします。救済史的に見るなら、これから、アジアにおいて、新たなイエス・キリストの福音が啓示される時代が始まろうとしています。わたしたち日本人は、今、その岐路に立たされています。アジアのキリスト教は、知力と霊的な素質を具えた日本の民から始まる。私はこういう事態が<現に始まっている>とさえ考えています。聖書の神は、現在の日本人から、新たな「日本の霊の民」を興そうとしておられるからです。日本民族主義などという狭い視野ではなく、新しい人類の未来を切り開き、アジアと世界に平和をもたらす日本の霊の民となるべく、イエス様とその神の導きを信じてください。
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